2015年度東アジア文化交渉学会・第7回年次大会に参加

アジア研究教育ユニット(KUASU)事業により、院生とODが学外での研究発表を積極的に行っています。

日本哲学史専修のテーマ「東アジアにおける日本哲学研究-国際学会での対話実践」

5月9(土)-10(日)、神奈川県開成町 福祉会館)、「「京都哲学」の他者論・感情論」をテーマとするパネルを組み、国際学会で発表しました。

当研究室ODで石川県西田幾多郎記念館の研究員である中嶋優太氏が司会を務め、修士課程の高崎和樹、高田理可、博士課程の八坂哲弘がそれぞれテーマに沿った研究報告を行いました。

高崎は、「西田幾多郎の「私と汝」における思索の流れとその転換」と題し、西田哲学における「私と汝」の問題に焦点を当てた発表を行いました。高田は、三木清「『歴史哲学』における「パトス」について」と題して、三木哲学の重要概念の一つである「パトス」に焦点を当てた発表を行いました。八坂は ”On Emotion in Nishida Kitaro’s Philosophy” と題して、西田哲学における感情に焦点を当てた発表を行いました。