紀要『日本哲学史研究』第18号が刊行されました。
浜渦辰二 氏: 日本哲学におけるフッサール現象学の受容
浅見洋 氏 : 日本における「看護の哲学」の展開と現在―看護大学の哲学
日本学術会議哲学委員会【芸術と文化環境分科会】公開シンポジウム
オンライン開催
文化の互換可能性―継承、翻訳、再生―
日時:令和3年7月18日 13時~18時半
オンライン配信(Zoom)
参加無料、要事前登録、定員300名
趣旨
「翻訳者は裏切り者Traduttore, traditore」というイタリア語の成句がある。「翻訳者traduttore」と「裏切り者traditore」という語の発音の類似性に基づく一種の語呂合わせである。いかに優れた翻訳でも原文を忠実に置換できるとはかぎらず、そこにはつねに原文からの隔たりの、いわば「裏切り」の可能性が孕まれている、というわけである。文化を継承してゆくことにも、こうした意味での翻訳の側面があるだろう。つまり、想定される文化の伝統に対して、(意図するにせよしないにせよ)そこからずれていってしまう可能性であり、言い換えれば伝統を「裏切る」可能性である。ただし、その際の「裏切り」には、ネガティヴなばかりでなくむしろ「創造的」と呼べるような含意も読み込みうるのではないだろうか。本シンポジウムでは、こうした意味での「翻訳としての文化継承」の諸側面について、多彩なゲストともに考えてみたい。
続きを読む紀要『日本哲学史研究』第17号を刊行しました。
第5回国際日本哲学会(IAJP)のお知らせ
第38回 日本哲学史フォーラム
下記の通り「第38回 日本哲学史フォーラム」を開催致しました。
第38回日本哲学史フォーラム
Histories of Philosophy in a Global Perspectiveプロジェクト基調講演
日時:2020年12月18日(金)午後6時より
開催方法:京都大学Zoom
プログラム:
Histories of Philosophy in a Global Perspective
「世界の多様な言語の地平における「哲学史」の歴史性―コゼレック=プロジェクトの最初の成果」

紀要『日本哲学史研究』第16号が刊行されました。
「読書サァクル 三冊目 〜僧侶と読む読書会・座談会〜」にて、大角康(宗純)氏(D2)が解説等を担当します。
第37回日本哲学史フォーラムを開催いたします。
下記の通り「第37回 日本哲学史フォーラム」を開催致しますので、どうぞご出席ください。
日時:2019年12月21日(土)午後1時30分より
場所:京都大学 総合研究2号館 地下第8講義室
プログラム:
1.水野友晴 氏 (日独文化研究所事務局長)
「「世界」における「自由」― 鈴木大拙と西田幾多郎に注目して」
2.ブレット・デービス 氏 (米国ロヨラ・メリーランド大学哲学科 教授 )
「世界哲学における日本哲学 ― 日本哲学の範囲と意義を再考する試み」」